東京都は新型コロナが5類に移行して初めて、患者の報告数を発表しました。

東京都によりますと、今月8日(月)から14日(日)までの1週間に報告された新型コロナの患者は1医療機関あたり2.40人でした。

1週間前(1日~7日)は1.41人で、前の週より増えています。

新型コロナの感染症法の位置づけが今月8日に5類に移行し、これまでの全数把握から、定点把握に変更になって初めての発表です。

インフルエンザでは1医療機関あたりの患者が1人を超えると「流行開始の目安」とするなど、流行の基準を国が定めていますが、新型コロナは現段階ではこうした基準は決められていません。

東京都は新型コロナについて1週間ごとに都内419の定点医療機関からの患者数の報告を受け、1医療機関あたりの患者数を割り出し、毎週木曜日に発表するとしています。