これからの時期、水遊びをする機会も増えると思います。こうした中で、気を付けてほしいことがあります。それが「水で膨らむボール」です。子どもが誤って飲み込む事故が増えているとして、国が注意を呼びかけています。

NITE「製品評価技術基盤機構」が行った実験の動画です。水の中に入れたボールが大きくなっていきます。

これは、ホースを消化管に見立て、子どもが誤って飲み込んだ場合を想定した実験です。水を吸ったボールは、どんどん膨らんで、水が流れなくなりました。

これは人間に置き換えると「腸閉塞」の状態で最悪の場合、手術が必要となります。

こうしたボールについて、政府は規制を強化するとともに、乳幼児にさわらせないよう、注意を呼びかけています。
こういった事故を防ぐためには、特に
①3歳までの小さな子どもには触らせないこと
②子どもの手の届かない場所に保管すること
③口に入れると危険だと伝えること が必要です。
小さい子どもがいる方は改めて、家の中にないか確認してみてください。

※実験映像は、NITE「製品評価技術基盤機構」提供














