岩手県の陸前高田市立博物館で植物学者・牧野富太郎が陸前高田市出身の博物学者に宛てた手紙の展示が行われています。
陸前高田市立博物館で行わている特別展示では「日本植物学の父」と称される牧野富太郎が陸前高田市小友町出身の博物学者鳥羽源藏に宛てた手紙の数々が展示されています。
牧野は鳥羽から植物の標本の提供を受けるなど交流がありました。牧野は鳥羽より10歳年上でしたが、研究者として尊敬する鳥羽への手紙には本来は目上の人に使う「賢台」や「玉机下」などの言葉が使われています。
展示される手紙は1か月ほどで入れ替わり、9月29日まで計20点が公開されます。