サッカー明治安田生命J2のいわきFCは17日、大宮アルディージャに6試合ぶりとなる勝利をあげ、最下位から脱出しました。
高橋広季アナウンサー「今シーズン初のナイター戦ということで照明が点灯しています。きょうの対戦相手は村主監督が師匠と慕う相馬直樹監督率いる大宮アルディージャです」
大宮の相馬直樹監督といわきの村主博正監督は、2014年から6年間、町田で監督とコーチをそれぞれ務め、いわば「師弟関係」です。
6試合ぶりの勝利と最下位脱出を目指すいわきFC。まず主導権を握ったのは大宮でした。前半16分、コーナーキックからゴールに流し込まれ先制を許します。今シーズン、先制を許した試合でまだ勝ち星がない、いわき。ただ、今回は違いました!
先制されてからの6分後、細かいパスで相手を切り崩し、最後は山口が豪快にゴールネットに突きさし、すぐさま同点に追いつくと、後半14分、歓喜の瞬間はセットプレーから訪れました!
「気持ちで押し込んだ」と副キャプテンの遠藤凌が値千金の逆転ゴール!
これが決勝点となり、いわきが2対1で逆転勝利し最下位脱出、師弟対決は村主監督に軍配が上がりました。
いわきFC・村主博正監督「長い時間、苦楽を共にしてきたこと、いろんなものを学んで人生の先輩としてもいろいろ教えを受けてきたので、きょうこうやって試合をやらせてもらえたことに本当に感謝しています」
大宮アルディージャ・相馬直樹監督「そんなに感傷に浸るというのは正直ないです。もちろん負けたこともそうですけど、今の我々の状況からするとこのチームをどうするかというところですね」
また、試合後には「いわきおどり」でサポーターと勝利の喜びを分かち合いました。
サポーターの子どもたち「2点目のゴールが感動しました」Q.遠藤選手?「あれはマジで最高過ぎる」
いわきFC・遠藤凌選手「1勝することがどれだけ難しいか改めて感じましたし、だからこその喜びは大きかったです。本当にサポーターの皆さんの作った雰囲気が今日の勝利に繋がったと思うので本当に感謝しています」














