G7広島サミットの主な議題に「ジェンダー平等」があります。ただ、日本は、男女間で、格差を感じたことがあるかという「ジェンダーギャップ指数」において、146か国中、116位になるなど後れをとっています。ポイントとなっている議題について解説します。

日本のジェンダーギャップ指数は146か国のうち116位

南波雅俊キャスター:
今回のG7広島サミットではどういったことがテーマになるのでしょうか。

1つ大きなポイントになってくるのは▼ウクライナ情勢です。そしてウクライナ情勢に伴って浮き彫りになってきた▼食料問題▼気候・エネルギー問題も焦点です。そして▼ジェンダーの平等も今回のテーマになってきます。広島という街で行われるわけですから、核や平和についても大きなテーマになってくることが考えられます。

このジェンダー平等については、日本は各国と比べて後れを取っています。男女間の格差を感じたことがあるかどうかという「ジェンダーギャップ指数」で、日本は146か国のうち116位です。G7各国が日本よりも上の順位にきている中でここも1つポイントになってきそうです。

<ジェンダーギャップ指数>
(世界経済フォーラム2022年 ※146か国中)
10位:ドイツ
15位:フランス
22位:イギリス
25位:カナダ
27位:アメリカ
63位:イタリア
116位:日本