この時期として異常な暑さを受け、JAはハウス栽培の農家に高温対策をとるよう呼びかけました。

ピンクに色づき始めたのは農業用ハウスで栽培しているモモ、日川白鳳です。

出荷を直前に控えた今、異常な暑さに注意が必要です。

JAフルーツ山梨 中村光太さん:
異常な高温になれば、しぼんでしまったり、落下してしまったりする可能性があります。

JAフルーツ山梨は、予想最高気温が30度を超えたことからハウス栽培の農家に対し緊急で室内の高温対策を呼びかけました。

ハウス内は熱が外に逃げにくく、室内が40度を超えると果物に高温障害が出るおそれがあります。

JAフルーツ山梨 中村光太さん:
サイド(のビニール)を上げて温度を下げる。こんな感じですね。温度を下げるためだけに散水。軽く水をまく。

甲州市塩山中萩原のハウスモモの畑はJAの指導で換気と水をまき、ハウス内の温度を下げる対策がとられました。
JAは農作業をする人に、こまめな水分補給や帽子の着用など熱中症の予防も呼びかけています。