駅の入口付近に立てかけられた白い棒のような不審物。

5月19日に開幕するG7広島サミットを前に警戒感が高まるなか、周囲は一時騒然としました。

関根佑記者「新白河駅東口です。機動隊が不審物の処理にあたっています。」

17日午前7時40分ごろ、JR新白河駅で「不審物が立てかけられている」とJRの職員から警察に通報がありました。警察は、「爆発物の可能性」もあることから、爆発物処理班を現場に送り、対応にあたりました。

不審物は、長さおよそ1.5メートル、直径およそ10センチ。棒のようなもので、白い梱包材で覆われていました。

処理班の到着からおよそ2時間後…。

関根記者「いま機動隊が重機を使って不審物を撤去しました。非常に慎重な作業となっています」

撤去された不審物は、「園芸用の支柱28本」でした。サミット前の騒動に、駅の利用客は…。

駅を利用した人「驚きますよ、ここでもこんなことがあるなんて」

JRによりますと、現場付近では一時、出入りが規制されましたが、新幹線や在来線の運行に影響はなかったということです。