岩手県釜石市出身で女子ラグビーの柏木那月選手がオーストラリアでのプレーを終え、17日、県庁を訪問しました。

 釜石市出身で東京山九フェニックスの柏木那月選手は17日、岩手県文化スポーツ部の小原勝部長を訪ね、昨シーズン7人制と15人制の2冠を達成したことや、オーストラリアでプレーしたことを報告しました。
 柏木選手は2人の兄がラグビーをしていたことや父・斉さんが釜石シーウェイブスジュニアのコーチであったことから小学3年生でラグビーを始め、釜石商工高校では男子部員と一緒に練習し、花園女子15人制に出場してトライもあげました。
 東京山九フェニックスではプロップで活躍し、ことし2月中旬からおよそ3か月、世界トップレベルのオーストラリアのチームでプレーしました。全試合スターティングメンバーで出場です。

(柏木那月選手)
「日本では体感できないスクラムの重さだったり、フィジカルだったりとかを体験できて、自分の課題も見つかりましたし、今後の15人制のシーズンに生かしていきたいと思っています」

 柏木選手は自分が活躍することで注目を集め、地元・岩手の女子ラグビーを盛り上げたいと更なる活躍を誓っていました。