乳幼児や未就学児を持つ子育て世代を対象にした防災イベントが、17日岩手県北上市で初めて行われました。
このイベントは、災害に強いまちづくりと子育て世代の支援を目的に、北上市が初めて開いたものです。
会場となった保健・子育て支援複合施設hoKko(ほっこ)には子育て世代向けの災害備蓄品の展示を始め、合わせて8つのコーナーが設けられました。
子育て世代、特にも未就学児や、災害弱者に位置づけられる乳幼児と暮らす家族にとって、災害への対応は大きな負担となります。
会場では乳幼児の非常食の作り方も紹介されました。
(参加者)
「子どもによって食べ物とか飲むものとかも違うので、全部持っていくのも大変ですし、まとめたりしたいのでこういうイベントに参加したいと思って」
「なんでも初めてのことなので、子どもを連れていると食べるもの、トイレ、切っても切れない大事なところなので、オムツ、水とかは多めに家に備えておこうと思っています」
「なかなかいつかやらなければと思ってもできなかったりもするので、すごく良い機会だと思います」
市の担当者は「防災意識向上のきっかけにしたい」と話していました。