京都を旅行中の上皇ご夫妻はきょう午前、京都三大祭りのひとつ「葵祭」を観覧され、午後に奈良県に到着されました。

上皇ご夫妻は午前11時前、京都御所の建礼門の前で平安時代の装束を身につけた華やかな行列が練り歩く葵祭の「路頭の儀」を観覧されました。

上皇ご夫妻は、行列の人たちがあいさつして通るたびに会釈で応え、時々お二人で言葉を交わし、斎王代という祭りのヒロインが通ると笑顔で拍手を送られていました。

上皇后さまは以前から葵祭に興味を持たれ、今回初めてご夫妻での観覧となりました。

ご夫妻は、祭りの説明にあたった葵祭行列保存会の前会長らに「お天気が良くて、今までの苦労が報われましたね」とねぎらい、上皇さまは行列の馬について「よく訓練されていますね」と感想を述べられたということです。

上皇ご夫妻が観覧を終えると、見学に来ていた幼稚園児らが「また来てね」と呼びかけ、上皇ご夫妻は笑顔で5分近くの間、何度も手を振り、京都との別れを惜しまれている様子でした。

上皇ご夫妻は京都を発ち、午後4時過ぎに近鉄奈良駅に到着されました。

ここでも駅前には多くの人が集まり、上皇さまは笑顔で周囲を見回しながら何度も手を振り、宿泊先に向かわれました。