県内は来月には梅雨に入るとみられ、大雨に注意が必要な季節に入ります。その大雨をもたらす「線状降水帯」の発生情報が従来より最大30分早く発表されるようになります。

気象庁はおととしから、線状降水帯が発生したと判断した場合、「顕著な大雨に関する気象情報」をその地域に発表しています。このたび、新型レーダーの導入が進んだことなどにより、今月25日からはこの情報を従来より最大30分早く発表する運用を始めることにしました。

仙台管区気象台 紺野友希防災気象官:
「30分早いだけで心構えにしても準備にしても違くなると思う。避難所に行くんじゃなくて2階の安全な所に移動することが少しでも早くできるんじゃないか」

tbcでは、この情報が出た場合、従来通りこのような字幕スーパーでお伝えすることにしています。ただ、この時点では土砂災害や洪水といった災害の危険度が急激に高まっているとみられるため、それよりも前に自治体から「高齢者等避難」や「避難指示」が出された時点で避難しておくことが必要です。