中国電力は、家庭向けなどの規制料金を6月から値上げすると発表しました。平均で26%あまりの電気代の値上げとなります。

「このままでは電力の安定的な供給のために必要な燃料の調達、あるいは設備の投資・更新・修繕などに支障をきたしかねない。値上げのお願いをさせていただくものでございます」

中国電力が(16日)午後3時に会見を開きました。国の審査を必要とする規制料金について、燃料価格の高騰などを背景に、昨年11月、経産省に見直しを申請していたものです。

中国電力の試算=試みの計算によりますと、ひと月に260キロワットアワーの電気を使った場合、これまで6053円のところが6月1日から7720円と、約28%、1667円の値上げとなります。(※従量電灯A)

一方で、電力自由化以降、電力会社が新たに設定したいわゆる自由料金については一部で値下げするとしています。