来年3月、山梨県身延町に新しい中学校が完成します。
愛着ある学校になるようにと、身延町の子どもたちが建設中の新校舎の梁に寄せ書きをしました。

現在建設中の身延中学校の校舎には、身延町内の3つの小学校の児童が通うことになっています。

新校舎に愛着をもってもらおうと、16日は地元の小学生約180人が参加して、梁に寄せ書きをしました。

児童たちは小学校ごとに分かれて、夢や目標、中学生になって頑張りたいことを書き、梁をカラフルに彩りました。




児童は:
「学校生活が楽しめるようにという願いを込めて書いた」
「仲の良い友達がたくさんできるように頑張ったり、部活動を頑張れるようにしたいと書いた」
「校舎も新しくなるので楽しみ」
「(寄せ書きを)思い出して楽しい日々を過ごしたい」

寄せ書きを行った4本の梁は、いずれも長さ11m、重さ1tで、職員室の天井裏に取り付けられます。

身延町教育委員会 保坂新一教育長:
自分のふるさとに対して思いを継続的に心や頭の中に刻みつける思いを持ってもらい、色んなことに挑戦してほしいという思い。

新・身延中学校は来年3月に完成し、4月に開校します。

校舎の完成後、梁は見られなくなりますが、想いを寄せた梁はいつまでも身延町の子どもたちを見守ります。