◆専門医師が提案する「具体的な対策」
木村院長「家庭の中での自分の立ち位置、職場の中での立ち位置。2人ぐらいは話をできる人をそれぞれのグループの中に持つというのはいいですね。いろんな問題を愚痴ったり、話をすることで問題解決が見えたり、ほんのちょっとした会話で問題がいい方向に向かう」

長い休みの間に崩れがちな生活のリズムを元に戻し、十分に眠ることも大切です。寝る時間を10時から11時ぐらいに早めて、朝起きてからしっかり日光を浴びると良いそうです。
木村院長「1回30分ぐらいの有酸素運動を週に3回ぐらいはして欲しいですね。実際運動することで、脳のセロトニン神経という、幸せホルモンと一般的に言われているセルトニンが強くなる。強くなると5月病にはなりにくい」

食事も重要なポイントです。大豆製品や乳酸菌製品、豚肉や鶏のもも肉などタンパク質を多く含む食材のほかに、ビタミンBや適度な糖質を摂ると良いそうです。また、バランスも重要なので、朝は和食がおすすめだと木村院長は話しています。「5月病」の症状が表れがちな時期は、これから6月にかけてだと言われています。しっかり対策をとって、爽やかに初夏を過ごしたいものです。














