カレイの中でも、高値で取引されるホシガレイの稚魚が、福島県浪江町の請戸漁港から、放流されました。
16日、浪江町の請戸漁港から、放流されたホシガレイの稚魚。その数、およそ4万匹です。
これは、漁獲量を増やすことを目的に、県の水産資源研究所が行ったもので、6センチから8センチほどに育った稚魚が放流されました。ホシガレイは放流からおよそ2年で漁獲が可能で、価格も高いことから、震災後、継続的に放流されてきました。
県水産資源研究所・神山亨一副所長「ホシガレイは高級魚なので、漁業者の期待も大きい。(放流を)漁業の復興に繋げていきたい」
ホシガレイの稚魚の放流は、6月下旬にも相馬市で行われます。