大分県中津市で16日未明から朝にかけて、空き家の網戸や古紙の集積場などが焼ける火事が相次ぎ、警察が関連性などを詳しく調べています。
16日午前8時前、大分県中津市植野にある古紙の集積場で「焼け跡がある」と近くの住人から110番通報がありました。警察や消防が確認したところ、付近のおよそ1平方メートルが焼けていました。この集積場にはふだんから新聞紙や段ボールが置かれているということです。
また、16日午前3時半ごろ、この現場からおよそ200メートル離れた場所で、木造2階建ての住宅の網戸などが焼ける火災もありました。住宅は市内に住む会社員の男性(61)の所有で普段は人が住んでいない空き家だということです。
いずれの火事も現場周辺に火の気はなく、警察と消防は連続不審火の可能性があるとして詳しい原因とともに2件の関連を調べています。