脱炭素社会の実現に向けて、岩手県紫波町は地域を指定して独自の取り組みをすることになり、15日、連携する県内の金融機関などと協定を締結しました。
15日の締結式には紫波町と東北銀行など8者が出席して、協定の内容を確認しました。
協定には町内に「脱炭素先行地域」を選定し、家庭用生ごみの回収率を高めてバイオガス発電に活用したり、この発電設備から出る消化液を作物の肥料にしたりして温室効果ガスの削減につなげることなどが盛り込まれています。
熊谷泉町長は「地域の皆様の生活向上に役立つよう、確実に形にしていきたい」と決意を述べました。
紫波町は今後、地域内の一般家庭や観光施設などと協力し、脱炭素社会の実現を目指していきます。