日本の農林水産省にあたる台湾行政院農業委員会の局長たちが、蒲島知事を表敬しました。

視察のため熊本入りしたのは、台湾で農村再生や災害警戒などを担当する台湾行政院農業委員会の李鎮洋(リ・チンヨウ)局長たち30人です。


李局長は「熊本の農業などのブランディングを学びたい」と今回の視察に期待と意欲を示しました。一行は、今後八代地域でのトマトの選果や山都町での若者の就農の様子など、熊本県内各地を視察する予定です。


また、5月15日(月)は台湾の製造業を中心とした33の企業や団体が熊本を訪れ、熊本の経済、商工団体の代表たちと交流しました。

台湾の企業側は「半導体の部品の調達から販売までのサプライチェーンを熊本と協力して構築するきっかけになれば」と挨拶しました。

また「製造拠点を確保することが安定的なサプライチェーンには欠かせない」とTSMC熊本進出の重要性を強調しました。