ウクライナのゼレンスキー大統領はイギリスでスナク首相と会談し、ヨーロッパ諸国による戦闘機の供与が必要だと改めて訴えました。

ゼレンスキー大統領のイギリス訪問はイタリア、ドイツ、フランスなどに続くもので、G7広島サミットを前に結束を確認する狙いがあるとみられます。

会談後の会見ではこれまでの軍事支援に感謝を述べた上で、ヨーロッパ諸国による戦闘機の供与が必要になるとあらためて訴えました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「“戦闘機連合”を作りたい。私は非常に前向きです」

一方、スナク首相は戦闘機供与など支援の枠組みを作ることは「簡単なことではない」と発言。戦闘機パイロットの訓練などで「イギリスは大きな役割を果たすことができる」と述べました。

また、数百発の防空ミサイルや、射程200キロを超える長距離攻撃型ドローン数百機などを追加供与すると明らかにしました。