浜松市に本社を置く自動車メーカーのスズキは5月15日、2022年度の決算を発表し、円安の影響などで売上高、経常利益と純利益は過去最高を更新して、増収増益となりました。

15日発表されたスズキの2023年3月期の連結決算は、売上高が4兆6,416億円で、前の期に比べて、1兆733億円(30.1%)増加し、過去最高の増収を記録したと発表しました。

また、営業利益は3,506億円と5期ぶりの増益で過去2番目の記録。さらに、経常利益(3,828億円)、純利益(2,211億円)も3期連続の増益となり、過去最高を更新しました。

スズキによりますと記録的な円安の影響のほか、インドをはじめとした各地域での販売増加などが要因だということです。2023年度の業績については 円高傾向などを踏まえ、増収減益と予想しています。