各国のメディアが詰めるプレスセンターにも、「タレかつ丼」に「イタリアン」に「笹団子」…と、新潟ならではの食がずらりと並びました。

つなぎに海藻を使ったのど越しが特徴的な『布海苔(ふのり)ソバ』も人気でした。

「センセーショナル。素晴らしい。海藻が使われていて美味しい!」

2日目の夜には、新潟の夜空が“一輪の花”で白く照らされました。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて打ち上げられた、平和への願いを込めた慰霊の花火『白菊』です。

続けて、彩り豊かに新潟の四季をイメージしたものなど、新潟県内の花火師が作った花火が次々と打ち上げられました。

そして最終日、鈴木財務大臣らの挨拶では、開催地・新潟への感謝の言葉が贈られました。

【鈴木俊一財務大臣】
「地元の皆様の協力があってこそ、今回の会議を無事に終了することが出来た。新潟の食事やお酒や花火等のイベントを、心から楽しんで頂くことができました」

日銀の植田総裁も、新潟について「雄大な信濃川の景色のそばで落ち着いて議論が出来た」と高く評価しました。

【日本銀行 植田和男総裁】
「特に食事などがすごく好評でして、次のG7の議長国はイタリアなのですが、イタリアの代表にすごくみんながプレッシャーをかけるという局面もあったりしました」

国際会議に合わせて新潟県内を巡るツアーも企画されるなど、自らの魅力を世界に向けて発信し、存在感が高まったNIIGATA。

その効果はどのように出てくるのか。
今後のインバウンドに期待が高まります。