14日の『母の日』に、母親世代に向けて新潟市の市民団体が『乳がん検診』を呼びかけました。

検診の受診を呼びかけた『あけぼの新潟』には、80人余りの乳がんの患者が在籍し、相談会の実施や検診・啓発活動を行っています。

新潟県によりますと、女性のがん患者のうち、乳がんは19.6%と最も割合が高くなっています。

早期発見で生存率が高くなると言われていますが、新型ウイルス禍で検診を控える人が増えており、早期発見の機会が失われているということです。

『あけぼの新潟』代表 内藤佳子さん

【あけぼの新潟 内藤佳子代表】
「日々忙しいお母さんは自分のことが後回しになりがち。乳がんにかかっても、早期に発見して命だけは落とさないように生存率が上がればいいなと思います」

厚生労働省によりますと、新潟県の40歳以上の女性の乳がん検診受診率は、2020年には18.7%だったということです。