盛岡市の中心部を流れる中津川で15日、釣りを愛好する団体などがアユの稚魚を放流しました。

 アユの稚魚を放流したのは盛岡市観光課の職員と県釣り団体協議会メンバーの合わせて10人です。このうち中の橋下流の中津川の河川敷では、およそ2500匹がバケツや直径およそ30センチのホースを使って一斉に放されました。生後半年ほどの稚魚は体長が10センチほどあり、7月2日のアユ釣りの解禁日には16センチ近くまで成長すると言うことです。市は繁殖を目的に1976年から毎年この時期に稚魚を放流していて、きょうは上流の米内川を含む8か所で合わせて1万6500匹が放されました。雨の影響で、予定されていた幼稚園児の参加は先週のヤマメの放流に続いて中止となりました。