陸上自衛隊の幹部候補生が卒業をかけて山を駆け上がる伝統の登山走が福岡県久留米市で行われました。厳しい日差しの中、候補生たちは制限時間内のゴールを目指しました。


「行くぞー、おー!」


久留米市の高良山(こうらさん)で18日、陸上自衛隊幹部候補生学校の登山走が行われ約280人が参加しました。


60年以上前から続く伝統行事で、山のふもとにある学校から山頂付近にある高良大社までの約5・6キロの山道を駆け上がります。


男性は30分、女性は35分30秒の制限時間内にゴールしなければ、学校を卒業することができません。日差しが照りつける中候補生たちは苦しそうな表情を浮かべながら山道に挑んでいました。


「ラスト200メートルだぞ、腕振って腕振って!」

先にゴールした候補生たちは沿道に並び、後ろを走る仲間にエールを送りました。


参加した幹部候補生
「地域住民の応援がすごく私の力になりまして、全力を出し切れたと思います」
「部隊を指揮して運用していく立場になってくるので、登山走を含め今まで学んできたことをすべて活かして頑張っていきたい」


制限時間内に完走できなかった候補生には再度、挑戦の場が設けられます。