ロシアが侵攻を続けるウクライナ東部ドネツク州の激戦地、バフムトについて、ウクライナ側は「前進している」と強調しました。イギリス国防省は、一部でロシア軍の部隊が撤退した可能性が高い、との分析を示しています。
ウクライナのマリャル国防次官は13日、SNSに「ウクライナ軍がバフムト郊外の2つの方向で徐々に進軍している」と投稿しました。
ウクライナ陸軍のシルスキー司令官も、SNSで「バフムト方面での防衛作戦が続いている」とした上で、ウクライナ軍が「前線の一部の地域で前進していて敵は装備や人員を失っている」と主張しています。
また、イギリス国防省は13日、「過去4日間で、バフムトの南部でロシア軍の部隊が撤退した可能性が高い」とし、「ウクライナ軍が少なくとも1キロの領土を奪還した」との分析を発表しました。「奪還した場所は戦術的に重要な意味を持つ」としています。さらに、「撤退したロシア軍の部隊は、士気や戦闘能力の低さが疑われている」と指摘し、「重要な場所に、このような部隊を配置することは、ロシア軍の信頼できる戦闘部隊の不足が深刻化していることを浮き彫りにしている」との見方を示しました。
こうしたなか、ロシア国防省は13日、ウクライナ東部ルハンシク州のロシア側支配地域に対し、ウクライナ軍の戦闘機がイギリスから供与された長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」を使用して攻撃を行ったと発表しました。
国営テレビは回収したミサイルの一部だとする映像を公開していて、部品には英語で「ストームシャドー」と刻印されています。
「ストームシャドー」は射程が250キロを超え、アメリカが供与したミサイルの射程を大きく上回ります。
ロシア外務省は12日、イギリスによる「ストームシャドー」の供与について「極めて敵対的な措置だ」と非難する声明を出しています。
注目の記事
秋篠宮家の次女・佳子さま着用「七宝焼のイヤリング」→販売数約130倍に 事業所驚き「ネット注文が一気に…もう本当びっくり」

「とにかく餅」正月の食べ方に注意 血糖値が急上昇?!糖尿病専門医が警鐘 2個でご飯茶碗1杯 おせち1食で塩分10g超も

「元上司らに殺害された夫、遺体はクリスマスに帰ってきた」社会から忘れられていた「被害者家族」戦い続けた妻の20年

「罪悪感なく食べられる」と女性に大人気…“新食感”の「豆腐麺」とは?【THE TIME,】

年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

【続報】スキー場の屋外エスカレーターで転倒し腕を挟まれた5歳男児、搬送先の病院で死亡 北海道小樽市・朝里川温泉スキー場

園内脱走したオオカミ1頭を捕獲 多摩動物公園 園はきょう(28日)臨時休園 年内の営業は終了 営業再開は1月2日予定 東京・日野市

関越道 約41時間ぶり全面通行止め解除 車67台が絡み2人死亡26人重軽傷 NEXCO東日本「最新の気象や道路情報を確認し安全に注意して走行してください」群馬・みなかみ町

「投票しない人は民主主義を理解していない」軍トップ総司令官を取材 ミャンマー軍主導の総選挙 投票開始 クーデターから5年 欧州諸国「見せかけの民政移管だ」





