ウクライナと国境を接するロシア西部で、ロシア軍の戦闘機とヘリコプター、あわせて4機が相次いで墜落したとロシアメディアが報じました。ヘリ1機については、撃墜されたとの見方も出ています。
ロシアの有力紙コメルサントは、西部ブリャンスク州で13日、ロシア軍のヘリコプター2機と戦闘爆撃機「スホイ34」、戦闘機「スホイ35」のあわせて4機が相次いで墜落したと報じました。乗員全員が死亡したとみられるということです。
また、ヘリ1機については撃墜された可能性が高いと伝えています。
地元知事はこれまでにヘリ1機の墜落のみ発表。住民の女性がけがをしたとしています。複数のメディアは、当局が、破壊工作の可能性もあるとみて調査を始めたと報じています。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻後、初めてイタリアを訪れ、メローニ首相と会談しました。
会談後の共同会見で、メローニ氏は「平和はロシアが攻撃を止めた場合にのみ実現する」と述べ、ウクライナへの武器供与などの支援を「必要な限り続けていく」と強調。一方、ゼレンスキー氏は「悪から目をそらさず支援してくれるすべてのイタリア人に感謝する」と述べました。
その後、ゼレンスキー氏は、バチカンでローマ教皇フランシスコとも会談しました。
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