岡山市北区に本社を置く「ちゅうぎんフィナンシャルグループ」と「トマト銀行」が2022年度の決算発表を行いました。いずれも増収増益です。

去年10月に中国銀行から持株会社となった「ちゅうぎんFG」では初めての決算発表が行われ、昨年度の経常利益は14.6%増の295億9300万円でした。

主な要因として企業向けのコンサルティング業務による手数料の増加や、個人の住宅ローンの貸し出しが伸びたということです。

一方、岡山市北区のトマト銀行の連結決算は、経常利益が前年比で12%増の27億4700万円でした。増益の主な要因は、人員の減少による人件費の抑制や、関連会社の営業収益の増加などということです。

トマト銀行では10月から基本給を平均で3.05%上げるベースアップを発表し、優秀な人材確保につなげていきたいとしています。