ON・OFFを簡単に!手軽に待機電力を軽減させるアイテムは

待機電力とは、家電を使用しなくてもコンセントを繋いでいるだけで消費されるわずかな電力を指します。積み重なればある程度の金額がかかってしまいます。

資源エネルギー庁によりますと、家庭における年間消費電力量のうち、約5%は待機電力といいます。総務省の最新の調査では2人以上の世帯における、年間電気代の平均は約15万2000円とされていて、そのうち待機電力に年間約7500円あまりの電気料金を支払っていることが分かります。

待機電力を減らすためには、家電のコンセントを抜き差しする必要があるものの、実際には結構な手間に…。この手間を解消する“ON・OFF”の電源切り替えスイッチのついた電源タップ=『節電タップ』の活用がおすすめされています。

スイッチをOFFにすれば、電源プラグを抜かなくとも抜いているのと同じ状態となります。モニターがついているタイプの場合は、リアルタイムの消費電力量が表示され、見える化をすることで節電への意識を高めることができます。

沖縄電力は現在、電気料金の値上げを国に申請中で、実施時期の目途はまだたっていません。便利なアイテムなどを活用しながら家計への影響をどう抑えるのか、私たちの暮らしの中で節電を真剣に考えるべき時期が来ているのかもしれません。