梅雨入りを前に、福島県の阿武隈川で大規模な洪水が発生したという想定で訓練が行われました。

植野天斗記者「防災センターでは各地から寄せられた情報をもとに、職員が今後の水位などを予測しています」

この訓練は、梅雨入り前に台風や豪雨に備えて毎年行われるもので、阿武隈川を管理する福島河川国道事務所や県のほか、流域の12市町村、気象台が参加しました。

12日は、台風で1時間あたり20ミリ以上の強い雨が降り続き、阿武隈川で大規模な洪水が起きたという想定で行われました。国道事務所の職員が、市町村の担当者と「ホットライン」と呼ばれる非常用の電話を結んで、川の水位や被害想定を伝え、それぞれが連携を確認しました。

福島河川国道事務所では、日ごろからハザードマップや避難場所を確認するよう呼びかけています。