福島県は12日、新型コロナウイルスの5類移行後初めて、感染者の入院状況を公表しました。

県によりますと、5月10日現在、県内の確保病床に入院している人は63人で、前週同曜日よりも5人少なくなっています。重症者はいません。

確保病床の数は、5類移行前と同じ県内51医療機関の766床で、病床使用率は8.2%と、前週よりも0.7ポイント低くなりました。

ゴールデンウィーク明けの感染拡大が懸念される中、県の担当者は現在の感染状況について、「社会活動の促進によって感染拡大が生じたとは、まだ一概には認められない」との見解を示しました。

新型コロナの5類移行に伴い、県は今後、毎週水曜日に県内の感染状況、金曜日に入院者数を公表することにしています。