犯罪を犯した少年の立ち直りを支援する大学生のボランティア、「少年サポート隊」の今年度の活動が始まり、12日、メンバーが岩手県警から委嘱されました。

 今年度の「少年サポート隊」は岩手大学と岩手県立大学、盛岡大学、そして富士大学の学生あわせて25人で構成されています。
 12日は11人が交付式に参加し、県警生活安全部の金田一正人部長から委嘱状を受け取りました。
 岩手県内では14歳未満の「触法少年」に小学生が占める割合が増え続けていることや、SNSによる犯罪被害の増加も問題となっています。
 去年1年間にサポート隊の支援を受けた少年の再犯者はおらず、年齢の近い大学生の支援に期待が寄せられます。
 「少年サポート隊」は今後、勉強の支援や物作り体験を通して少年たちを支援していきます。