あさって14日は母の日です。岡山市内の百貨店では商戦が熱を帯びています。新型コロナの5類移行で人の動きの増加が見込まれる中、アフターコロナを見据えた商品が増えています。
(坂井亮太キャスター)「自身の母親に感謝を伝える日がまもなくやってきます。岡山高島屋では、年に一度の期間限定で開催される“白凰堂の化粧筆フェア”も開かれています」

天然毛ならではの心地よい肌触りが特徴の化粧筆。広島県・熊野町に本社を置く、白凰堂の化粧筆が、母の日を前に期間限定で登場しました。フェイスパウダーなど様々な用途にあわせた筆が約100種類並びます。

(白凰堂 大里千夏さん)「穂先の一本ずつの産毛が肌に当たるように作られています。密着力が高くて、肌を傷めずに均一に粉をつけていただけるという特徴がございます。化粧をさらにクオリティ高く上げていただける」

岡山高島屋では、各階で母の日にあわせた商品を展開。1階の化粧品コーナーには、購入したリップスティックに無料で母親の名前などを刻印するサービスが人気です。新型コロナが5類に移行したこれからを見据え、マスクを外した際の顔周りを明るく見せる商品を取り揃えました。

(岡山高島屋 販売部 杉原尚子さん)「コロナ禍でここ3年くらい、なかなかお客様も、足を外に運んで出歩いたりというのが少なかったですので、お客様に楽しく店内で過ごしていただけたら」

一方、客の外出需要の増加を見込む天満屋岡山店のテーマは「美」。化粧品だけではなく、ファッションや睡眠などといった「美」を引き出す商品を取り揃えました。

フリーアナウンサーの田中みな実さんがプロデュースした「みな実の枕」は、頭の高さを調節でき、硬さも2種類から組み合わせられる枕です。首や肩の負担が少なくなるよう設計されました。また7階のレストランには、母への感謝を伝えるメニューも用意されています。

(坂井亮太キャスター)「こちらが母の日限定の特別セット。プレートにはカーネーションも添えられています。かまぼこの口当たりがとても柔らかくて、うどんも噛み応えがあります。どこか懐かしい感じがして美味しいですね」

(天満屋岡山店 販売計画チーム 難波祥大さん)「(半世紀以上ぶりに)天満屋の印を入れたかまぼこを復刻致しまして、懐かしいメニューをご家族で、お母さんと一緒に楽しんでいただけたらと思います」

天満屋岡山店では、「母の日フェア」での売上目標を前年度比120%としています。間近に迫った、日頃の感謝を伝える「母の日」。両店のフェアは14日まで開かれています。
