5月10日、熊本県八代市で女性が男に頭などを刃物のようなもので切りつけられました。男は現在も逃走を続けています。

事件が起きたのは5月10日午後5時15分ごろ、八代市植柳元町(うやなぎもとまち)の球磨川沿いでした。

刃物のようなもので切りつけられたのは40代の女性で、警察によりますと頭などを複数回切りつけられたとみられるということです。女性は意識があり命に別状はないということです。

切りつけた男は車で逃走しました。

女性は切りつけた男とは知り合いだったということで、事件が起きた当時、共通の知人の男性含め3人で現場にいたということです。

そして、一夜明けた11日。現場付近では警察が捜査を続けていました。

近所の人に話を聞くと、男が逃走していることを不安に感じていました。

近所の人「こわいですよ。(散歩を)きょうはやめようか。やめて帰ります」

近所の人「びっくりです。こんな静かなところで。早く捕まってほしい」

事件現場からおよそ500メートル東にある植柳(うやなぎ)小学校では、登校の時間帯、警察が校門に立ちパトカーが通学路を巡回。

また、保護者が車で児童を学校の中まで送り届けていました。

男は、現在も逃走を続けていて警察が殺人未遂事件として男の行方を追っています。