春の全国交通安全運動が始まりました。初日の11日は、大きな事故につながるおそれもある踏切で、ドライバーに注意が呼びかけられました。
福島市曽根田町の踏切。朝の時間帯は、交通量も多く、遮断機が上がると、歩行者や車が行き交います。11日から始まった春の全国交通安全運動に合わせ、この踏切では、JRの駅員や警察が注意を呼びかけました。
去年4月、福島市の踏切では、福島交通飯坂線の列車と軽自動車が衝突し、車に乗っていた2人が死傷する事故も起きています。
重大な事故につながりかねない踏切での事故。ドライバーには、のぼり旗を掲げて、踏切を通る前に一時停止して、安全確認を徹底するよう呼びかけました。
東北本線や奥羽本線など、4つの路線が通る曽根田町の踏切。JR東日本によりますと、他の踏切と比べて車などが取り残されるケースが多いということです。
JR東日本では、警報機が鳴っているときは絶対に踏切内に立ち入らないことに加えて、万が一の際は非常ボタンをためらわず使ってほしいとしています。
JR福島駅・佐々木高敏駅長「新たに福島に来た方や、ここを今まで通ったことない方など、この機会に少しでも踏切の危険性を周知したい、アクシデントがあったときには、踏切非常ボタンを使ってほしいということを、1人でも多くの人に知ってもらいたい」
このキャンペーンは県内10か所で、5月20日まで行われます。















