ソフトバンクグループが発表した今年3月までの1年間の最終損益は9701億円の赤字になりました。2期連続の赤字です。
ソフトバンクG 後藤芳光CFO
「2022年度は非常に厳しい年でした。残念ながら、マイナス5兆円強というのがビジョンファンドの投資損失の年です」
ソフトバンクグループの去年4月から今年3月までの最終損益は9701億円の赤字でした。1.7兆円の赤字だった前の期に続いて、2期連続の最終赤字です。
世界的な金利上昇や金融不安により、傘下のソフトバンク・ビジョンファンドが投資する企業の価値が下がり、ビジョンファンド事業で5.3兆円の投資損失となりました。中国のアリババ株を手放したことで4.8兆円の利益が発生しましたが、投資損失を補うことはできなかった形です。
アリババ株に関して、後藤CFOは「ほぼすべて資金化が完了した」とし、2000年に74億円で取得したアリババ株が最終的に9.7兆円になったと明かしました。
また、今後については…
ソフトバンクG 後藤芳光CFO
「全ての投資は成功するわけじゃないけれども、投資機会を逃すのはいかんのです。守りと攻め両面に対応できる運営をしていきたい」
利用が急速に広がるチャットGPTを例に挙げて、“AI革命”が本格的に始まったとし、AIの分野を中心に攻めの姿勢をうかがわせました。
傘下のイギリスの半導体設計大手「アーム」については、アメリカでの株式上場の手続きが進んでいるとして明言を避けましたが、上場によって得られる資金で財務面の守りを強化したい考えです。
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