フランス出身の世界的アーティストが静岡県富士市で巨大な地上絵を完成させました。富士山とのコラボレーションを鳥の視点からご覧ください。
<竹川知佳記者>
「富士市の中央公園です。芝生が青々と生い茂っていますが、少し歩くと黒くなっている部分があります。実は空から見ると絵になっています」
大地をキャンバスに巨大な画を描くのは、フランス出身の世界的アーティストSAYPE(セイープ)さんら4人のメンバーです。4年前から“助け合い”や“連携”の想いを込めて世界中の地面に手と手を結ぶ画を描き続けています。
5月19日から広島で開催されるG7サミットにあわせ、SAYPEさんは4月末から日本でも制作を開始。国内4カ所で制作を予定し、既に沖縄と長崎の作品は完成。3つ目の制作場所に選んだのが日本を象徴する富士山の麓・富士市です。
<富士市 森田正郁副市長>
「富士市は昭和の時代から『核兵器廃絶平和都市宣言』を行っていて、平和については力を入れてきた」
富士市での制作は5月5日から始まりました。特製の塗料をスプレーのように吹き付ける手法で地面に作品を描いていきます。塗料は水をベースに木炭やチョークを混ぜてつくった素材で、雨や風により2週間ほどで作品は自然に消えていくそうです。そして、10日完成した作品がこちら。鳥の視点からご覧ください。
約1週間かけてつくられた作品は、横120m、縦25mの巨大な地上絵。富士山の麓で大きな手と手がしっかりとつながれています。タトゥーが刻まれた腕は若者を表現。日本の原風景・富士山と若者の新しい文化という、一見、相対するものも共存できると訴えます。
<見学に訪れた人>
「思っていた以上に大きくてすごいと思いました。今、戦争などが問題になっているので、この画のように世界中の人が手を取り合えたら」
<SAYPEさん>
「一番伝えたいことは、人間としての優しさや強さが、難しい課題を乗り越えるための唯一の方法だ」
SAYPEさんたちは最後に東京で制作を行い、日本での作品を完成させる予定です。
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