10日、テロ対策強化のため、爆発物の原料になり得る商品を販売する店舗で、不審者への対応訓練が行われました。

岐阜県羽島市のホームセンターでの訓練は、不審な人物が有機溶剤のアセトン50リットルを購入しようとした想定で行われました。

G7広島サミットを前に、警察は爆発物の原料になり得る化学物質を取り扱う事業者との連携を強化していて、10日の訓練では従業員が不審な客に身分証の確認や商品の使用目的を尋ねた他、客の特徴や車のナンバーを記録し警察に報告する手順等を確認しました。
(ホームセンターバローメガストア羽島インター店 日比厚士店長)
「危険性のある商品を、かなり取り扱っているので。販売する時には気を付けたいと思っている」
岐阜県警では今後も化学物質を取り扱う事業者と訓練を重ね、テロ対策を強化する方針です。