食用として広く流通しているバナメイエビが、福島県いわき市の水産高校で養殖され、生徒たちが育てたエビを自ら調理して食べる試食会が行われました。

ぷりっぷりのエビを使った、おいしそうなエビチリ。養殖したバナメイエビが使われています。バナメイエビは、病気への耐性が強いことから世界的にも養殖業者が増えているといいます。

いわき市の小名浜海星高校では、4年前から授業の一環でバナメイエビを養殖していて、今回、初めて試食会が行われました。

生徒「また逃げました!すごく活きがいいです」

養殖を担当したのは、海洋科と水産クラブの生徒45人です。5か月間育てたおよそ200匹のバナメイエビを調理します。

1匹1匹、自分たちの手で殻を剥き・・・大きな鍋で炒めていきます。そして、完成したのがエビチリです。

そのお味は?

小名浜海星高校の生徒「すごくおいしいです。噛んでいると口の中にプリプリとした食感が伝わってきますね」
小名浜海星高校の生徒「今まで育ててきたエビたちが食卓に並んで料理になるのはすごいなと」

小名浜海星高校では、今後もバナメイエビの養殖を続けていきたいということです。