2022年9月、台風接近に備えて長崎県立波佐見高校 野球部の生徒がバッティングケージを収納中に下敷きとなったことについて、警察は54歳の教諭を業務上過失傷害の容疑で10日、書類送検しました。

書類送検されたのは、長崎県立波佐見高校で野球部の責任者だった54歳の男性教諭です。

警察の調べによりますと、男性教諭は去年9月5日野球部の生徒に台風の接近に備えてバッティングケージをたたませる作業をおこなわせていた際、ケージが何らかの原因で転倒。
野球部の1年生の生徒が下敷きになりました。
生徒は首の骨を折るなどの大けがをし、現在も入院中だということです。

警察は『作業を行う際、教諭が立ち会わず、現場で指揮を執っていなかったことから過失がある』として、10日付で業務上過失傷害の疑いで長崎地方検察庁に書類を送致しました。