中国の呉江浩駐日大使は着任レセプションで、現在の日中関係について「外部要因による著しい妨害を受けている」としたうえで、「平和、友好、協力の方向性を変えてはならない」と訴えました。
中国 呉江浩 駐日大使
「現在の両国関係が外部要因による著しい妨害を受けており、これまでにない新たな問題、リスク、課題が多く現れている」
3月に着任した中国の呉江浩駐日大使は、アメリカによる中国包囲網を念頭にこのような認識を示しました。そのうえで、日中は「困難に一層立ち向かい、新しい時代の要請に相応しい関係の構築を推進しなければならない」として、それが駐日大使としての責務だと決意を述べました。
さらに、対中脅威論を警戒して「中国は日本にとって今も将来も脅威ではない」と強調。
また、日中間の経済協力については、中国の切り離し=デカップリングやサプライチェーンの分断などは「ウィンウィン」ではなく「ルーズルーズ」になるとして、協力の深化を呼びかけました。
そして、「どんなに大きな困難に遭遇しても、中日関係の重要性は変わらず、平和、友好、協力の方向性を変えてはならない」と訴えました。
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