“ワクチン後遺症” 今回の調査報告のまとめは…
そして今回の調査報告のまとめは、こちらです。

これは地域連携室からの調査報告まとめなんですが、男性よりも女性。40代が多い。40代が最多だそうです。これまで取材した中でも、実際に私の実感としてもこの40代、50代の女性が圧倒的に多いです。
今回の調査結果でもこの40代が最多。なぜ多いのかわからないんですけどもね。
そして、受診した診療科は、総合内科、救急科、脳神経内科など多岐にわたっていた。これは、それだけ症状も多岐にわたっているということを意味します。
受診患者の発症日は2021年が89%であった。いわゆる初回接種1回目、2回目接種が集中したのが2021年だったわけですけども、そのときと重なっているということも言えるのかもしれません。
そして、ワクチン接種後の症状に係る当該医療機関の初診日は、発症当日が最多で全体の37%。そして、半数以上が発症日から1週間で54%です。
診断とワクチン接種との因果関係は評価できない点に注意を要する。ここは違うんですよ、切り分けて考えてくださいということなんですね。
この第一報。実態調査はどんな総括なのかというと、今回報告された症状、確定病名、および疑い病名の一覧からは、現時点で懸念を要するような特定の症状や疾病の報告の集中は見られなかった。つまり、何かに偏っているというようなことはなかったと。まんべんなく症状が見られたということを意味しているでしょうかね。
そして本調査の性質上、症状とワクチン接種の間の因果関係を検証することはできないと言います。
症状が遷延している事例を可能な限り、個別の事例単位で調査していくことが必要。これは大事ですね。まず全体像を見る、そして個別にですね、深くその人がどういう状況に至っているのかというのを調査していくことが必要だ、と。
今回、この「新型コロナワクチン接種後の遷延する症状に関する実態調査」が出されました。これはあくまでも第一報で、これからも調査を行っていくということなんですね。この調査を重ねていくことによって、傾向が見えてくると思う。傾向が見えてくると、対処対応の仕方も変わってくるでしょうし、最終的にはそこから加藤厚労大臣が言ってた治療法が見つかってくれるといいなと、思いますね。
今なお苦しんでいる患者さん、たくさんいらっしゃいます。実態調査を行うのははっきり言って、遅いと思います。本当に遅いんだなというのを改めて実感しました。ただ遅いんだけども、やるからには徹底してほしいというのがまずあります。
そして、形だけポーズだけの実態調査ではなくて、本当に今、ワクチン接種後で苦しんでいるというその思いを抱いて、他人事ではなく自分ごとにして、実態調査をしっかりしていただきたいと思います。
