山梨県甲斐市の教育委員会は中学校の教諭が生徒の個人情報が書かれた「家庭環境調査票」の写し2枚を紛失したと明らかにしました。
市の教育委員会によりますと紛失した調査票の写し2枚は、8日に家庭訪問中だった中学校の教諭が市内の路上で風で飛ばされたものだということです。
1枚の調査票には生徒の名前、生年月日、家族構成などが書かれ、もう1枚は学年とクラスだけの記載だったため個人情報は書かれていませんでした。
学校はその日の夜に保護者に説明と謝罪をしました。今のところ個人情報の流出は確認されていないということです。
市教委は9日に臨時の市立学校長会議を開き、個人情報の取り扱いに万全を期すよう教職員に周知徹底するよう指導を行ったということです。














