5月3日、福島県いわき市の海岸に打ち上げられたマッコウクジラの処分が行われ、砂浜に埋められました。
松井綾乃アナウンサー「いわき市平沼ノ内の海岸に来ています。先週打ち上げられたクジラをあちらに掘られた穴に埋める作業が進められています。」
いわき市平沼ノ内の海岸に5月3日、マッコウクジラが打ち上げられ、その後死んでいるのが確認されました。いわき市の海岸にマッコウクジラが打ち上げられたのは、13年ぶりでした。
地元住民「ゴールデンウィークの間はクジラ見学で観光地のようになっていた」
発見から6日目となった9日、海岸を管理する県の小名浜港湾建設事務所は、クジラの処分と砂浜に埋める作業を行いました。また、あわせて国立科学博物館と大学、そしてアクアマリンふくしまの調査も行われました。
これまでに、クジラは全長が7.1メートルで、歯から年齢は10歳以下の若いオスとみられ、病気などが原因でエサを食べられなくなり、弱って死んだとみられています。
県小名浜港湾建設事務所・服部力主幹「このままの状態だと腐食するので、安全面を考慮しまして、今回の判断となりました」
国立科学博物館では、採取した検体から海水に含まれる汚染物質の蓄積などさらに調べることにしています。














