5月3日に福島県いわき市の海岸に打ち上げられたマッコウクジラの処分が9日朝から始まり、昼すぎまでに砂浜に埋められる予定です。

いわき市平沼ノ内の海岸で5月3日、マッコウクジラが打ち上げられ、その後死んでいるのが確認されました。

打ち上げられて6日目となった9日、海岸を管理する県の小名浜港湾建設事務所は、クジラの処分と砂浜に埋める作業を行いました。また、あわせて国立科学博物館などの調査も行われています。

これまでに、クジラは全長が7.1メートルで、歯から年齢は10歳以下の若いオスとみられています。

県小名浜港湾建設事務所・服部力主幹「このままの状態だと腐食するので、安全面を考慮しまして今回の判断となりました」

砂浜に埋める作業は重機などを使い、9日昼すぎには終わる予定だということです。