新型コロナウイルスの感染症法上の分類が8日、「5類」に引き下げられました。

県内の飲食店では「経済活動」復活への期待がいやが応にも高まります。

浜料理 侍 普天間公紀さん「明るい状態、みんなで騒いでいた状態に戻るのを期待しています」

いけす料理を専門とする熊本市の飲食店では、今月始めに設置していた20枚のアクリル板を撤去しました。

普天間さん「(アクリル板で)乾杯もなかなかできない状態でして、なくなったのは嬉しいです」

ただ、撤去したアクリル板は廃棄せずに保存しています。

普天間さん「いろいろな問題があった時にすぐ対応できるように。保健所の指示に従える形をとっていきたいと思っています」

希望する客には、アクリル板を設置する考えで、店員のマスク接客やアルコール消毒も継続します。

普天間さん「やっぱり(アルコール消毒液を)置いておくと(客は)ほぼ(消毒)されます。新しいルールと申しますか」

しかし、この店ではまだコロナ禍前の8割程度の売り上げに留まっていて「5類」への移行で団体客や県外客が戻ってくるかが今後のカギとなりそうです。

普天間さん「乾杯という声をもう一回聞きたいです。早く40、50人と(団体客が)戻るような形、全体で宴会ができるような形になってくれれば嬉しいです」