今年のゴールデンウィーク期間中に東北新幹線を利用した人の数は去年と比べて1.5倍近く増えたものの、コロナ禍前の水準には及びませんでした。

JR東日本によりますと、4月28日から7日までの東北新幹線の利用者数は栃木県の那須塩原駅と福島県の郡山駅との間で97万人と、去年の66万5000人に比べ30万5000人増え1.5倍近くになりました。108万9000人が利用したコロナ禍前の2018年には及びませんでした。

JR東日本は、「去年は3月の地震の影響で臨時ダイヤとなり、利用者数が伸び悩んだ。今年はコロナも収まり移動に対する抵抗感が薄れたため利用者数が増えた」と分析しています。