新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、8日から5類に引き下げられました。最前線で治療にあたる医療機関では、今後、感染者が増えた際の混乱を危惧しています。

仙台市若林区の七郷クリニックでは、コロナ禍の3年間、多い日には一日でおよそ100件のPCR検査を行ってきました。

これまで、新型コロナの陽性者で、入院が必要と判断された場合には保健所が調整を行ってきましたが、8日からは各医療機関が担うことになります。

七郷クリニック 阿部基院長:
「今度は自分(医療機関)で調整しないといけないとなって、うまくいくのかとか受け入れ先も病棟確保がいままでとは違うので、医療が切迫して患者さんの数が増えて第9波となったときに、受け入れに混乱が生じるのではという危惧がある」

七郷クリニック 阿部基院長

阿部院長は「5類に移行したとはいえ、感染のリスクがなくなったわけではない」とした上で特に、基礎疾患がある人や高齢者など重症化リスクが高い人、そうした人の家族などは、引き続き対策を徹底する必要があると話します。

七郷クリニック 阿部基院長:
「一番大事なことはきょうから5類になったとはいえ、コロナ陽性者の数が減るとか感染力の強さや重症化リスクが減るわけではないということを再認識した行動をお願いしたい」