岩手では初開催となる世界各国で同時にマラソンをスタートさせるチャリティイベントが、7日夜、矢巾町で行われました。
この「ワールドラン」は、脊髄損傷の再生治療研究の支援を目的に毎年行われていて、世界中でエントリーしたランナーの参加費の全額が寄付されます。
世界195の会場で配られた今回の公式ビブスは、岩手県雫石町出身の現代アート作家・松嶺貴幸さんがデザインしました。
マラソンはメイン会場のオーストリアの午後1時にあわせ、日本では午後8時に一斉にスタート。ゴールを目指す代わりにGPSを利用した専用アプリ上の地図で印に追いつかれないよう走行距離を競います。
国内7会場の一つとなった矢巾町では、200人あまりのランナーが記録に挑戦し、楽しみながらチャリティに協力していました。