かつて香港大学にあり、おととし解体された天安門事件の犠牲者を追悼する像、「恥辱の塔」を、警察が押収したと香港メディアが伝えました。
「恥辱の塔」は、苦痛に顔をゆがめた人々が折り重なる姿を表現した高さ8メートルの像です。
1989年に中国で起きた天安門事件の犠牲者を追悼するため、香港大学に展示されていましたが、おととし、法律に抵触する可能性があるとして、大学側が解体・撤去しました。香港メディアによりますと、5日、警察は、大学敷地内のコンテナから解体された「恥辱の塔」を押収しました。
香港警察は、国家安全維持法の「政権転覆を扇動する罪」に関係すると説明しているということです。
香港では、国家安全維持法により、反政府的な政治活動や言論への取り締まりが強化され、天安門事件の追悼イベントも、おととしから2年連続で開催されていません。
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