ロシアの大統領報道官はクレムリンへの“ドローン攻撃”をめぐり、アメリカの指示のもとで行われたと主張しました。アメリカは「ウソだ」と関与を否定しています。
ロシア大統領府は、9日の戦勝記念日に軍事パレードを予定通り行うとしていて、核兵器を搭載可能な短距離弾道ミサイルも確認できました。一方で、21の都市が「安全上の理由」などでパレードの中止を表明したということです。
5日には、プーチン大統領が安全保障会議を開催する予定で、3日に起きたとされる“クレムリンへのドローン攻撃”についても協議する可能性がありますが、これについてペスコフ大統領報道官は、アメリカの指示のもとで行われたと主張。
しかし、アメリカは…
アメリカ カービー戦略広報調整官
「アメリカはこの事件に一切関与していない、(ロシアの)ペスコフ報道官の発言は嘘だ」
「一切関与していない」と強調したうえで、「何が起こったのか情報を収集しているが、決定的な証拠は得られていない」としています。
こうした中、ウクライナの首都キーウでは、4日も空襲警報が出されたほか、複数のドローンが飛来。市当局は撃墜されたとしています。一方、ウクライナ軍によるとキーウ州内では、自国のドローンが制御不能となり撃ち落としたということです。
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